「トップ5 / ワースト5」を調べる (LARGE/SMALL関数)

「トップ5 / ワースト5」の数値を調べる:LARGE/SMALL関数の使い方

エクセルのLARGE関数とSMALL関数を活用することで、指定したセル範囲から上位・下位の数値を簡単に調べることができます。以下の手順で、「トップ5」や「ワースト5」を出す方法を解説します。

トップ5の数値の出し方

  1. 順位付けのために、1~5まで入力しておく 例えば、セルE3からE7に「1~5」の順位を入力しておきます。

  2. LARGE関数でトップ数値を取得する セルF3に「=LARGE($B$2:$B$11, E3)」と入力します。

    • この数式は、セルB2からB11の範囲でE3の順位のトップの数値を取得します。
    • 範囲をずれないようにするために、絶対参照「$B$2:$B$11」を使用します。
  3. 順位2~5のセルまでコピー&ペーストする セルF4~F7にコピーして貼り付けます。

ワースト5の数値の出し方

  1. 順位付けをするために、1~5まで入力しておく 例えば、セルH7からH7に「1~5」の順位を入力しておきます。

  2. SMALL関数でワースト数値を取得する セルI3に「=SMALL($B$2:$B$11, H3)」と入力します。

    • この数式は、セルB2からB11の範囲でH3の順位のワーストの数値を取得します。
    • 範囲をずれないようにするために、絶対参照「$B$2:$B$11」を使用します。
  3. 順位2~5のセルまでコピー&ペーストする セルI4~I7にコピーして貼り付けます。

ポイント

  • LARGE関数とSMALL関数を活用する

    • これらの関数は、指定したセルの範囲から指定の順位(~番目)の数値を持ってくる関数です。
    • 例:=SMALL($B$2:$B$11, H3)
  • LARGE関数とSMALL関数の使い方の注意点

    • LARGE関数は大きい順に、SMALL関数は小さい順に数値を取得します。
    • 例えば、数値が小さい方がトップとなる場合は、LARGE関数とSMALL関数を入れ替える必要があります。