データが何番目にあるか調べる MATCH関数の使い方:初心者向けガイド
MATCH関数は、指定したデータがリストの何番目にあるかを検索し、位置を数字で表すのに役立つExcelの関数です。以下に、MATCH関数の基本的な使い方とポイントをわかりやすく説明します。
1. 基本的な構文
=MATCH(検索値, 検索範囲, 照合の型)
- 検索値:検索したい値。セル参照や特定の値を指定します。
- 検索範囲:検索するデータの範囲。
- 照合の型:一致の種類を指定します。
- 0:完全一致(推奨)
- 1:以下の値(検索範囲が昇順に並んでいる場合に使用)
- -1:以上の値(検索範囲が降順に並んでいる場合に使用)
2. 基本的な例
以下のデータを例にします。(エクセルにコピペして練習できます)
番号 | 商品名 |
---|---|
1 | リンゴ |
2 | バナナ |
3 | オレンジ |
4 | イチゴ |
5 | メロン |
6 | スイカ |
7 | ブドウ |
8 | パイナップル |
9 | キウイ |
10 | マンゴー |
3. 実際の使用手順
例:商品名「リンゴ」の位置を検索する
-
値を表示したいセルにMATCH関数を入力:
例えば、セルF2に次のように入力します:
=MATCH(E2, $B$2:$B$11, 0)
- E2:検索値。この場合E2の「リンゴ」を指定します。
- $B$2:$B$11:検索範囲。商品名が並んだ範囲を指定します。
- 0:照合の型。完全一致を指定します。
4. 応用例
商品名を直接入力する場合:
セルF2に次のように入力して、商品名「リンゴ」の位置を検索できます:
=MATCH("リンゴ", $B$2:$B$11, 0)
5. まとめ
MATCH関数は、指定したデータがリストの何番目にあるかを効率的に検索し、その位置
を取得するのに非常に便利です。基本的な使い方をマスターすれば、多くの場面で役立つでしょう。